こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
自分はいわゆる「機能不全家族」のなかで育ちました。
両親がめちゃくちゃ仲悪かったんですね。
そういうところで過ごすと世界が安全でないと感じられるようになります。
自分は誰にも必要とされていない、自分さえいなければよかったという傷がBGMのように人生をむしばんでいきます。
- 自分が幸せでないのは自分が悪い。
- 親が仲が悪かったのは自分のせい。
- なんとか家はあったけど自分はそこで幸せでなかった。
こう思うのも本当に心の底からよくわかります。
自分も死んでしまえばいいと思ったことだって1回2回ではありませんでした。
でも何とか生きてます。
そして今は幸せだといえる程度には人生を楽しんでいます。
連投ツイートしたのはもう何か月も前です。自分でまとめるのも気が引けてましたがまとめて記事にしてみます。
あなたがいま生きづらいのはなぜか、どうしたら少しは生きやすくなるのか。
そのためのヒントになれば幸いです。
家庭で幸せに生きてこれなかった人が幸せをつかむ方法
自分は幸せに育ててもらえなかった、育った家族の中で幸せでなかったと思う人。
そう思う人はそれだけで「自分が幸せであったかどうか悩まなくて済む人」たちよりとてつもなく深い傷を負わされていると思っておいた方がいい。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
その傷はだいたい家系の中で連綿と受け継がれて来たもので、あなたの親も多分同じ傷を受けて来たはず。
悪いのは傷を受けたあなたじゃない。その傷を受けたときに親や家族が振るっていた刃を避けることは誰にもできなかった。それをやめさせるのも多分無理だった。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
そしてあなたはその傷を抱えながら死ぬような思いをしてなんとか生きながらえて来たはず。傷の痛みに耐えかねて人生終わりになるかもしれなかった。
でも生きて来た。それは本当に喜ぶべきこと。あなたはまだ生きてる
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
これからやらなければならないのはその傷を次世代に伝えないこと。
「傷ついた」ままでいるとあなたは必ず意図的か、無意識にでも一番愛している自分の子どもに自分が受けた同じ刃を振るう。そして子どもはあなたと同じ傷を受ける。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
傷を負ったという事実は変わらない。それは消せないけど子どもたちを守るために、これからを変えていくしかない。
傷を受け渡さないようにするのは、とてつもないエネルギーが要る。自分だけのことではなく、これまで受け継がれてきた家系の滝みたいな濁流を止めなければならないからだ。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
一人では多分無理。一番いいのはそういう傷の暗さを消してくれるく程の幸せな人をパートナーに選ぶこと。家族であまり苦労しなかった人。自分と違うそういう光を持つ人はものすごく眩しく見えるし最初は息苦しい。でも自分もこんなに幸せであっていいんだと思えるようになってくるから大丈夫。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
せめて「同じ感じ」のしない人をパートナーに選ぶべき。相手が「自分もあなたと同じようにつらかった」というのは、あなたのことをわかっているわけではなく相手が相手自身を憐れんでいるだけ。いつかお互い「自分の傷のほうが深い!それを治すのはお前の役目」と切りあいになる。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
受けてしまった傷をなかったことにはできないので、それを糧として自分が変わっていくしかない。それは成長と呼ばれるプロセスだが、そんな生易しいものではなく血反吐を吐きながら這いずってでも1mmずつ前に進むようなもの。でも進むことはできる。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
自分だけで進むのは苦しいしゆっくりとしか進まないので助けを求めることは必要。良いパートナーがいれば少しは楽になる。
あとは心理療法を受けるというのは多分最速の方法。2~3年週1で臨床心理士のもとへ通う覚悟があるならやってみればいいと思う。自分は5年通った。
— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
自分が家族によって傷つけられた、幸せでなかったと思う人は子どもたちのために成長し、変わる必要がある。傷を子どもたちに受け継がせることのないように。
自分が幸せでなかったなら子どもにはそんな生き方をさせないようにする。そのためにはあなたが変わってあなた自身が幸せに生き始めること。— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年8月24日
幸せに生きてこれなかったことで幸せになれないなんておかしい
子供の時に傷ついたというのはスペクトラム。どの位のどんな傷かは人によるしその影響も人による。
でも一切傷を受けてない人はいないし生き方に影響を受けていない人もいない。
それに気がつく人は少ないし意識的に取り組む人はもっと少ない。
— 中川ひとし@沖縄 (@nakagawahitoshi) 2018年1月7日
全ての人は子供の時に多かれ少なかれ傷を受けています。そしてそれに気が付いている人はほとんどいません。
なぜか生きづらい。どうしてだか生きることが苦しい。
そう思う人は自分だけで苦しむ必要はありません。
むしろ一人でそこから抜け出ることを考えるより「助けて!」と声を上げてください。
心理療法を受けるのは一番早道です。
こちらの本を読んでみるのを強く強くお勧めします。助けになるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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