こんにちは。
薬剤師ブロガーの中川(@nakagawahitoshi)です。
我が家も小学生の子どもたち2人おります。
小さい時の旅行でも突然体調崩して旅先でお医者さんかかることもありました。
旅行のときに子どもの体調が悪くなるのってなんかそういう決まりにでもなってんの?
って思いたくなるほどいいタイミングで子供たち調子崩しませんか。
文句を言っていてもしょうがないので子ども連れ旅行のときの体調管理についてまとめます。
目次
旅行前・旅行中の子どもの不調:子どもは体調変わりやすいものと心得よ
小児科の薬局にいたときはたまに旅行中のお父さんお母さんがお子さん連れてきてました。
- 「今日お昼に沖縄についたら急に熱だしちゃって。」
- 「出発前にちょっと微熱だったけど大丈夫かなって思って連れてきたら熱が上がってきた。」
沖縄という土地柄でしょうか
- 「ビーチでクラゲに刺された!」
- 「磯で足を怪我した!」
みたいな子も毎年何人かいます。
沖縄に旅行に来られる方は沖縄の気候は本土とかなり違うことを覚えておいてください。
- 高い湿度:ぜんそく持ちの子はけっこうしんどいはず
- 高い気温:大人でも熱中症にやられます。汗もかきやすいのでアトピーなど皮膚症状のある子は注意です。
- 昼と夜の温度差:意外と地味にきつい。季節の変わり目は急に夜冷えたりします。
など本土とかなり違う点が多いのです。
沖縄に限らず気候が全く違うところへの旅行は十分注意が必要です。
子どもたちの体調が変わりやすいのはもう仕方ないです。体力や適応力は大人よりありません。
悪くなる時は急に悪くなっちゃうし、長引くときは薬飲んでても長引く。
旅行そのものが子どもたちには負担が大きいはずなので体調管理には注意をしてください。
子連れ旅行は大人がこれらをふまえて準備する必要があります。
旅行前・旅行中の子どもの不調:そんなこと言ったってどうするの?
といわれても急に体調崩すのが子どもなのでとにかくできる準備をしときましょう。
旅行前の不調には
旅行前にちょっと風邪気味とか急に微熱が出たような場合は残念ですが旅行はあきらめたほうが無難です。
とくにお子さんが小さい場合はそんな状態で旅行に行ったってますます悪くするだけです。
残念ですがお子さんの具合を最優先にしましょう。
出発前の準備
体調管理と旅行先の情報収集は大事!
あたりまえですがお子さんの体調をとにかく万全に保ちましょう。
- 出発前に夜更かしさせない
- 遊びすぎで疲れさせない
- 人ごみに連れ出して変なウイルスもらってこない
できるなら出発前日から保育園、幼稚園などお休みしておいてもいいくらいです。
そのうえで旅行先での小児科医院の下調べは必ずしておいてください。
その辺の内科とかじゃダメです。小児科専門でやってるところを探してください。
グーグルマップや検索エンジンでですぐ出ます。
ホームページ持ってれば見てみましょう。
だいたい個人の医院だと水曜日とか木曜日、日曜日は休みのことが多いはずです。
海外旅行だと旅行そのものの保険やクレジットカードなどに医療の対応があるはずです。
国にもよりますが日本と違って受診や治療にはかなりお金がかかります。
あらかじめ旅行の保険やカードの保険などでどのような対応を取ってもらえるのか調べておきましょう。
持ち物を確認!
保険証、お薬手帳、場合によっては母子手帳もまとめて一緒に荷物に入れましょう。
お子さんの副作用歴やアレルギーは把握してますか?
継続している薬があるなら必ずそれも一緒に。
かかりつけの小児科で旅行に行くことを相談して何か追加で必要な薬はないか確認しておきましょう。
海外旅行なら必要な予防接種があるんじゃないですか?
それもお医者さんと相談をしておいてください。
それでも体調崩しちゃったら?
どんなに準備しても子どもたちにとって旅行なんて環境の変化はそうそうないのでやっぱり調子崩すときは崩します。
そんなときはもうとにかく休ませてあげてください。
おとなの都合で連れまわさないこと。
明らかに発熱がすごいとかならアクティビティはすべて中止、小児科受診です。
絶対半日か1日予定がつぶれますが、子どもさんのことを優先で。
普段お子さんが調子悪ければまず休ませてお医者さん行きますよね?
旅行先でも同じです。
せっかく来たのにって思わずひとまず大人が冷静になりましょう。
とにかく子ども優先で
まとめててなにこんなに当たり前のこと書いてるんだ・・と思わなくもないですが。
旅行よりお子さんのことを優先でお願いします。
無理していまがんばらなくても、また大きくなってから楽しめる機会があるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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