沖縄に移住して薬剤師として働くときの注意点

こんにちは。
沖縄のブロガー中川（@nakagawahitoshi）です。沖縄で薬剤師をしています。

沖縄に移住したい薬剤師の方々にお仕事の探し方、沖縄で働くうえで必要な情報などをまとめます。

沖縄で薬剤師として働くために役立つ小ネタ：困ったこと

方言はほぼ外国語。

沖縄県は長寿の方が多い県です。

患者さんもものすごくお元気なオジーオバーがやってきます。

そういう方たちの言葉が聞き取れないんですよ。

ふつう方言でもなんとなく日本語の標準語に引っかかってくる音とか言葉とかがあるじゃないですか。

「あ、すごくなまってるけど、なんとなくわかる」って感じ。

でもですね。たまに元気なお年寄りの方が離島から本島の病院に受診するためにやってくるんです。

そういう方たちの言葉ってまったく日本語の識別コードみたいのがなくてさっぱり何言っているんだかわからないことがあるんです。

まあだいたい通訳のご家族がついてくれますけど。

そして「ないちゃーね？」「やまとんちゅね？」っていっていじられます。（ないちゃー、やまとんちゅはそれぞれ「本土の人」という意味です。）

けっこう楽しい。あ、これはあんまり困ってはないですね。

車がないと通勤できないうえに、朝夕の渋滞で道は激しく混む。

交通機関が自動車以外にほぼありません。

なので結局自動車で動き回ることが前提の沖縄県ですが、道の整備がかなりひどいんです。

薬局や病院の近くにおうちを借りましょう。

沖縄で薬剤師として働くために役立つ小ネタ：できると重宝されること

英語ができるといいかもしれません。

これはとくに宜野湾市、沖縄市とか基地が近くにあるところで働く場合でしょうか。

患者さんに基地関係者が多いこともあって英語ができると重宝されると聞いたことがあります。

逆に那覇より南の豊見城市、糸満市、南城市あたりに基地はありません。

私は豊見城市と那覇市で働いてたことがあります。

英語じゃないとダメな患者さんはほとんどお会いしたことないですね。

沖縄で薬剤師として働くために役立つ小ネタ：仕事の見つけ方

最初は派遣か紹介予定派遣で内情を探れ！

とくに本土から移住してきて初めて仕事を選ぶときは大事かもしれません。

薬局や病院の仕事は派遣か紹介予定派遣で探したほうが無難です。

なぜなら入ってみないとどんな人たちが働いてるのかわかりませんし、沖縄の風土で気にせず暮らしていけるのか確認してからのほうがいいからです。

やっぱりやめとこうになったときに身軽に動ける方がいいですよ。

沖縄県は県内に薬学部がありません。

私がこれまで勤めた薬局では薬剤師は本土出身の方と沖縄出身の方が半々くらいのことが多かったですね。

それでも「本土の人だから」っていう言葉は良くも悪くもいろんなところで聞くんです。

やっぱり島なんですよ。沖縄って。

なのでいきなり離島にある薬局や病院に単身乗り込むなんてのはあまりお勧めしません。

本島で勤めてみてまあ自分は大丈夫かなと確認してからでもいいんじゃないでしょうか。

転職エージェントは絶対に使ったほうがいい！

ほとんど知らない場所で働くことにもなるので、転職エージェントは頼りになるんです。

条件伝えておくだけで結構候補挙げてくれますしね。

それにこれは大きな声では言えませんが、やっぱりここだけはやめておいた方がいい薬局チェーンってのもあるんです。

良心的なエージェントさんなら教えてくれると思いますよ。

いやー、内情聞いたら絶対行きたくないレベルでした。次の転職でもあそこはいかないと思う・・

沖縄で薬剤師やってみませんか？求人は多数あり

やっぱり県内に薬学部がないことで薬剤師がとにかく不足しています。

沖縄の大学進学率が全国一低いのも原因になってるかもしれませんね。

とにかく仕事はあっというまに探せるので条件いいとこすぐ見つかります。

沖縄にいつか住んでもいいかなと思ってる薬剤師さんは試しにすぐ来ても大丈夫だと思いますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

わたしは沖縄に転職する際にファルマスタッフさんにお世話になりました。
沖縄の派遣の案件もたくさん持ってますし親身になって相談に乗ってくれますよ。
沖縄への転職にはお勧めします。