こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。小学生2人のお父さんをしています。
小学校の教科に「プログラミング」が入ってくることをご存知ですか?
文部科学省の決定で2020年から小学校でプログラミング教育を必修にすることになっています。
まず大事なのはパソコンに慣れておくこと。
そのために小学生の子供たちに最初に買ってあげるパソコンはどういったものが良いんでしょうか?
- 軽いほうがいい?
- 持ち運びできるほうがいい?
- 性能はどれくらいのものがいい?
- 値段はどれくらいのを買ったらいいの?
もちろん一番性能が良くて軽くてソフトもたくさん入っていて一番高いやつ……をポンと買えるならそれでいいんですけどね。
そうもいかないんでいかにお財布にも優しいちょうどいい性能のパソコンを選ぶか?ということを解説していきます。
こんな感じのパソコンを選んでいきましょう。
- Windows10のノートパソコンを選ぼう。
- 中古で十分。
- 価格は3万くらいまでで大丈夫。
目次
プログラミング学習ってどうしたらいいの?
・・・って思ってるお父さんお母さん!
スマホやタブレットでなくてパソコンに触れさせるっていうのは大事なんですよ。
お仕事でパソコン使ってるお父さんお母さんも多いですよね?
Excelで計算したり、Wordで文書作ったり、PowerPointでプレゼン資料作ったりするのってマホでできますか?
スマホなんて今の子たちは教えなくても勝手にアプリ入れてゲームとかやり始めます。
でもパソコンはさわらせてあげないと使えるようになりません。
タイピング一つとってもそうです。
いつまでたってもキーボードを一本指打法でポチポチやってるおじさんいるでしょう?
プログラミングだって同じです。
まずは手軽にパソコンに触って遊んでみることができる環境があること。
とにかく最初は遊びでいいんですよ。子どもたちはその中から勝手に学んで好きなことはどんどんやり始めます。
ですから子どもたちに早くパソコンを触らせて遊ばせてあげましょう。
子どもたちが自由にいじって遊べるパソコンを準備しておきましょう。
新しいニンテンドー3DS買ってあげるよりもっと楽しむ方法を見つけ出すはずです。
ざっくり言って選び方はこんな感じ。
- Windows10のノートパソコンを選ぼう。
- 中古で十分。
- 価格は3万くらいまでで大丈夫。
以下説明しましょう!
どんなパソコンを選んだらいいのか?
とはいうもののお父さんお母さんがパソコン持ってなければ、電気屋さんに行ってもいろいろありすぎて困ってしまいますよね。
なので子どもの初めてのパソコンを選ぶポイントについてまとめましょう。
ノートパソコンかデスクトップパソコンか
いまどきはパソコンの性能も上がってきています。
昔はノートパソコンは非力で使い物になりませんでしたが今は全く問題ありません。
子どもたちのプログラミング学習、パソコンに慣れるために色々するには十分な性能になっています。
デスクトップタイプはオフィスにあるようなタイプですね。
いまはあえてデスクトップパソコンを選ぶ必要はないでしょう。
場所も取るし持ち運べるわけでもないのでノートパソコンにくらべて利点があまりありません。
というわけで初めてのパソコンはノートパソコンを選びましょう。
MacかWindowsか
これは両方使える人からしたら「べつにどっちでも問題ない」になります。
子どもたちが一番最初に触れるプログラミングツールは「Scratch」とか「Moonblock」などのブラウザからも使えるものになります。
こういったプログラミングツールはパソコンの種類に関係なく使うことができます。
ただしMacでないとできないことがあります。
それは「iPhoneアプリの開発」です。
これはもうしょうがないですね。
MacもiPhone,iPadもアップル社の製品です。わざわざWindowsでアプリ作れるようにはしません。
子どもたちがいろいろやり始めて「iPhoneのゲーム作ってみたい!」とか言い始めたらMacを買いなおさないといけません。
実際のところ会社の事務作業などでMacを使っているお父さんお母さんも少ないと思います。
なので親が使えるもの、さわったことがあるものということでまずはWindowsパソコンを選んでおくのが無難です。
Windowsノートパソコンを買ってみる
お金に糸目をつけずに最新型の高性能パソコンを買えるならそれでいいのですが、予算の都合もあるのでどのへんで妥協するかという目安を書いておきます。
目安はマイクロソフトのOffice(エクセルやワード)が動く程度の性能で大丈夫です。
この条件だけなら高性能なノートパソコン=高価なノートパソコンでなくても大丈夫なんです。
でも、できれば長くストレスなく使いたいので予算が許す限り性能がいいものを選んだ方がよいでしょう。
パソコンの性能の見方って知ってますか?
- CPU(パソコンの心臓部です。計算を行うところ。):INTELのCore iシリーズ(Core i7,i5,i3)なら大体どれでもよいでしょう。Celeron,Pentiumというのは安いのですができればやめておきましょう。性能が低くて長く使えません。
- RAM:(パソコンの一時記憶装置。小さすぎると動作が遅くなります。):4GB以上あれば大丈夫です。
- HDD:よっぽど古いパソコンを選ばなければ不足することはないのであまり気にしなくて大丈夫。ほんとに予算が余裕があるようならSSD(ソリッドステートドライブ)っていうのを載っけたやつにしてください。
- 画面サイズ:画面が大きくなると重くなります。持ち歩きも考えると11~13インチがいいと思いますが、あまり持ち歩いたりしないようなら15インチでよいと思います。
- Windows:Windows10のモデルを選んでください。Windows7やWindows8とかのものは安いかもしれませんがパソコン自体が型遅れの可能性もありますし、後からWindows10にするのはけっこう面倒です。
それでもこういった最低限の性能を満たすノートパソコンを新品で買おうと思うとそれなりに高いんですよね。
だいたい4万円前後からになります。
なので中古のパソコンがねらい目です。
楽天でもアマゾンでも買えます。
パソコン屋さんの中古コーナーにはちょうどこういった性能の中古パソコンがたくさんあるのでいろいろ選べます。
だいたい3万円くらいまでで買えるはずです。
ネットオークションやメルカリなどの個人取引は安いのですが最初は避けましょう。
中古であってもお店で買えば保証が付くはずです。
Windows10がある程度余裕をもって動く性能(上にあげたくらいの性能)ならこれから先何年かはそんなに困ることはありません。
そのうえで予算内で一番いいものを選ぶ
そしてこれまでの内容を踏まえたうえでぜひとも予算内で一番性能の良いものを買ってあげてください。
ちょっとした作業でも快適さが違います。
「遅くて使いにくいコンピューターを使うこと」のストレスから子どもを開放して、やりたいことだけに集中させてあげられるならその方が絶対にいいんです。
パソコンなんて単なる道具ですが、いいものを使えば腕も早く上達するんです。
小学生からノートパソコンを持たせる
あらためて子供に持たせる最初のパソコンの選び方をまとめます。
- Windows10のノートパソコンを選ぼう。
- 中古で十分。
- 価格は3万くらいまでで大丈夫。
これから先スマホやその中の技術やソフトを作る、使いこなす能力が必要になってきます。
LINEができるとかSNSに投稿するくらいならサルでもできますが、LNEのようなアプリやサービスを作るのは誰でもできるわけじゃありません。
なので技術のおおもとに触れて理解する、使いこなす力は抜きんでるために絶対に必要になってきます。
逆にそういうものに早くからなじんでおけばテクノロジーに使われることはなくなり、技術やサービスを提供する方にまわることもできるのです。
Facebookのザッカーバーグとかマイクロソフトのビル・ゲイツみたいにね。
そのためにまず最初にできることは子どもにゲーム機やスマホを持たせることではなく、子ども専用のパソコンを持たせて勝手に遊ばせることです。
親がパソコン使えないから心配、とか言ってないでまずは使わせてみたらいいです。
子供たちは驚くほどいろんなことを学びますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょうど私も子供にPCを買おうと考えておりとても参考になりました。
あれもさせたい、これもさせたい。
っと勝手に考えてそれができる機種と考えましたが、そうではなく子供達が見つければ良いのですね。本当の良い記事でした。
トモさん コメントありがとうございます。
きちんと教えてあげれば子供たちがPCを使いこなすのは大人より早いんじゃないかと思います。
少しでも参考になったんでしたらよかったです!