子連れで沖縄に移住したブロガーの中川(@nakagawahitoshi)です。
最近「子連れで沖縄移住を検討しているから相談にのってほしい。」という当ブログの読者さんからのメールがありました。
というわけで今回は「子連れで沖縄に移住するのはどういうタイミングでどこに越すのががよろしいのか?」ということを解説いたします。
まず結論としてはこちら。
- 移住場所(都市部かそうでないか)により保育園の入りやすさがかなり違います。
- お子さんが大きくなってから進学することについても念頭に置いておいたほうが良いです。
- 移住者が住みやすい街ってやはりある。
離島ではなく沖縄本島への子供連れ移住について沖縄移住者の視点から解説していきます。
目次
子供連れで家族で沖縄に移住したい!
いつか子供たちと家族で沖縄に移住したい。いつどこに越したらいいのか悩んでおられる方も多いのでは?
- うちの子まだ赤ちゃんだけど一緒に沖縄移住するのはどこに引っ越したらいいの?やっぱり那覇市なの?
- 幼稚園の子供たちには大自然の中で育ってほしい!沖縄移住ならやんばる一択!!国頭村最高!
- 学校転校させるのかわいそうだけど南部にも北部にも行きやすい沖縄市あたりがいいんじゃないか。
また、いろんな理由で沖縄移住を考えている方はいらっしゃるでしょう。
- ダイビングができる
- とにかく沖縄が好き
- 子供を南国でのんびり育てたい
子育てパパ目線で沖縄移住を考えたとき重視するのはもちろん子育てと子どもたちの将来についてです。
大人だけでしたら仕事のことだけ考えておけばまあだいたいどこでも住み始められますよね。
でも子ども連れで移住となると考えなきゃならないのは次の2点になるかと思います。
- お子さんがいくつのときに移住したほうがよいのか?
- 沖縄のどこに移住したらよいのか?
なぜなら沖縄は待機児童が多い&大学進学率がとても低いからです!
なのでこういった条件も考える必要があります。
- 移住時にお子さんが0~2歳未満かそれより上か
- 保育園に入れたいのか入れなくてもいいのか
- ご両親が共働きかどちらかが専業主夫(主婦)になるか
- お子さんには将来進学させたいのかどうか
説明していきましょう。
沖縄移住のときの保育園問題
早めに移住して沖縄で子どもたちとのんびり過ごしたい!と思ってらっしゃる方も多いかもしれません。
その場合お子さんが小さいうちに移住されると思いますが、やはり小学校までには越されたほうがよいかと思います。
転校するとなるとお子さんもせっかく仲良くなったお友達と離れて大変なのでは。
子供たちはすぐなじみますけど。
でも沖縄は待機児童が多いのです
那覇市や宜野湾市、浦添市など比較的暮らしやすい都市部だと待機児童が多く、保育園に入るのはかなり大変です。
那覇市なんかはけっこう保育園新設がんばってますけどね。
特に0~2歳までは受け入れがパンクしてるので入園するのは厳しいはず。
また沖縄では認可保育園が少なく、認可外が多いのでそれなりに保育費もかかるはずです。
南部でも糸満市、豊見城市あたりは少し入りやすいかもしれません。
2017年4月時点での沖縄県の待機児童の速報では県内の待機児童は2253人と報告されていました。
お子さんが2歳未満で沖縄移住を考える場合
なのでお子さんが2歳になるまでに移住を考えていらっしゃるならこんな感じになるでしょうか。
- 都市部に住みたい:入園できないことを覚悟で保活しつつ、お仕事は一時的に2馬力→1馬力になることも検討する。豊見城市など那覇市周辺に住むのはいいかもしれません。
- 都市部じゃなくてもいい:もうちょっとやんばる(本島北部)寄りまたは南部のはじっこあたりで保育園に入れて、ご両親でお仕事をがんばる。
- 託児所がある病院や企業などに勤務されるのもありかもしれないですね。こちらは看護師の転職情報サイトですがご参考までに。
お子さんが3歳以上で沖縄移住を考える場合
お子さんが3歳過ぎれば幼稚園も検討できるので少しは選択肢が増えるかと思います。
その場合もご両親がどのように働くかというのは考える必要がありますね。
また、沖縄県ならではの方式として公立小学校にはほぼ幼稚園が併設されています。
入学前の1年間はその「学校幼稚園」に行くことが多いです。
その当時からお父さんが仕事、お母さんは専業主婦というスタイルでやっています。
沖縄に移住してから子どもたちを大学進学させるかどうか?
沖縄に移住してそのまま長く住まれるようなら、お子さんが大きくなってからのことも一応考えておかれたほうがよいかと思います。
大学進学についてです。
沖縄は大学進学率が3割くらいと全国最下位です。
やれば伸びる子が進学しない同調圧力で力を発揮できないこともあるかもしれません。
そうすると中高一貫校や私立進学校への進学を考える必要がありますが、そういう学校はだいたい那覇市(またはそれより南部)です。
那覇市周辺に住むのが進学・教育についてはよい選択肢が得られると思います。
沖縄は狭いので何とか沖縄市のあたりからとか毎朝送れないかと思ってしまいますよね。
でもみんなが車でしか動かないので朝の渋滞って結構すごいのですよ。
南部から那覇を越えて北に、北部から那覇を越えて南部にというのはかなり大変です。
裏道とかもないしね。
また、移住組の薬剤師の知り合いはお子さんを小学校からインターナショナルスクールに入れてました。
そういうのもありだと思います。
移住者が住みやすい街
那覇市や宜野湾市など都市部には移住者の方たちも多いですね。
専業主婦(主夫)になっても話の合う人やグループは見つけやすいかもしれません。
移住者に対しての変な偏見もあまりないですし。
子ども連れで沖縄移住するときのまとめ
あらためて子供連れでの沖縄移住についてまとめてみます。
- 移住場所(都市部かそうでないか)により保育園の入りやすさがかなり違います。
- お子さんが大きくなってから進学することについても念頭に置いておいたほうが良いです。
- 移住者が住みやすい街ってやはりある。
沖縄県で待機児童がこんなに多くなければねえ。
どこでも好きなところにいつでも引っ越して!ってうちなーへめんそーれできるんですけどね。
あと沖縄移住あるあるとしては基地周辺はやっぱりうるさいらしい、車はないと生活できない、台風すごいけど慣れる、湿気がすごいので除湿器は必要、うちなータイムはやはりあるとかですかねえ。
ああ、そうそう。子どもたちはめっちゃ多いですよ。沖縄の兄弟ってだいたい3人が普通です。
沖縄移住を考えているすべてのご家族が幸せな移住ができますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。