聴覚過敏気味の人にキングジムデジタル耳せんMM1000をお勧めする理由とお勧めしない理由

こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。

ざわざわ音やいわゆる雑音が苦手です。

できれば全く無音で仕事したい。

 

聴覚過敏気味の人のためのノイズキャンセリングヘッドホンの記事を書きました。
聴覚過敏気味の人におすすめのノイズキャンセリングヘッドホンを探す

この記事で紹介しているキングジムのデジタル耳せんをしばらく使ってみたので紹介します。

使い勝手についての質問などありましたらTwitterやコメントでご連絡いただければお返事いたします(^^)/

 

キングジムのデジタル耳せんはこんな人におススメです
  • 人混みやお店の空調などざわざわした音が苦手。
  • 飛行機に乗っているときのエンジン音がうるさくて眠れない。
キングジムのデジタル耳せんを使うと
  • 空調や換気扇などのざわざわした感じの音をかなり消してくれます。
  • こういった背景のざわざわ系の音がストレスになる人はだいぶ楽になるはず。
同じような価格帯のTronsmartS4との比較
  • ノイズキャンセリング機能:ほぼ互角。ざわざわした音は消えるが「人の話し声」「大きな音」「突発的な音」にあまり効果がないのも同じ。
  • 使い勝手:ワイヤレス、充電だけで乾電池不要、イヤホンケーブルに触れたときのゴソゴソ音がないなどTronsmartS4の優勢。
  • 価格:キングジムデジタル耳せんMM1000のほうが安い。1000~2000円くらいの差があります。
  • 耐久性:どちらもコードが切れたらおしまいです。キングジムデジタル耳せんMM1000はコードを巻き取って携帯できますが、TronsmartS4はちょっと華奢な感じでいつも持ち歩いているとすぐ壊れそうな気がします。

 

2018年10月にMM1000の無線版ともいえる新製品のMM2000が発売になりました。

こちらはMM1000よりも使いやすさ、ノイズキャンセリング性能が向上しています。

目次

騒音やざわざわ音をどうやって遮断するか

耳栓やイヤーマフなんかはいろいろ使ってみてたんです。

でも耳せんでは耳の違和感が気になったり、イヤーマフは頭の締め付けがきつすぎました。

 

最近のノイズキャンセリング技術がかなり進歩しています。

安価な製品でも十分効果があるらしいですよ。

音楽は聞けなくてもいい、とにかく騒音だけカットしたい。

こういう目的のための「デジタル耳せん」があるので使ってみました。

 

キングジム デジタル耳せんMM1000

キングジムデジタル耳せんが実際にどんなものなのか見てみましょう。

キングジムデジタル耳せんMM1000の外装表パッケージはこんな感じ。

 

キングジムデジタル耳せんMM1000の外装裏裏面はこんな感じです。

「騒音を約90%カット!」頼もしいですね。

 

キングジムデジタル耳せんMM1000本体キングジムデジタル耳せんの本体です。

本体の大きさは大体6.5㎝角くらい、厚さは1.5cmくらい。

イヤフォンのコードは本体に巻き付けてコンパクトにしておくことができます。

緑のものはコードを本体に留めておくための留め具みたいなものです。

 

キングジムデジタル耳せんMM1000の内包物本体のほかにいくつか付属しています。

  • イヤーピース:シリコン製のイヤーピースが4種類の大きさで一組ずつ付いています。
  • ポーチ:持ち運び用のポーチがついています。
  • 取扱説明書:よく読んでから使いましょう。
キングジムデジタル耳せんMM1000にはイヤーピースが全部で4組ついています付属しているイヤーピース。

本体に元からついているものも含めて4種類の大きさのイヤーピースが付属しています。

ノイズキャンセリング効果にも影響があるので合っている大きさのイヤーピースを使ってください。

汚れたら水洗いもできます。

 

キングジムデジタル耳せんMM1000には単4電池が必要です。付属していません。キングジムデジタル耳せんは使うのに単4電池が1本必要です。

電池は付属していません!

別に準備する必要があります。

新品の単4電池で約100時間使えるとのこと。

 

キングジムデジタル耳せんの使い勝手

まずはちょっとだけ使ってみた感想から。

 

 

人がたくさんいてざわざわしているようなところ(スーパー、イベント会場、カフェなど)では威力を発揮します。

  • 空調の音
  • モーターのうなり音
  • なんだかわからないざわざわ音

などバックグラウンドに流れている雑音をほぼきれいに消してくれます。

人の話し声やその他大きな音(バスの走行音とか)は少し小さくなりますが完全に聞こえなくはなりません。

 

なので耳(というか脳)の負担が減ってかなり楽になります。

すべての音を消すような極端な効果ではありません。

気になる雑音だけきれいにしてくれる感じです。

一定以下のどうでもいい雑音が消えて人の話し声や場の出来事はわかると言ったらいいでしょうか。

 

いまデジタル耳せんつけながらタイピングしてますが

  • パソコンのファンの音
  • 外の風の音
  • どこで鳴ってるかわからないブーンという音

などはほぼ聞こえていません。

手元のキーボードを打つ音は小さくはなりますが聞こえています。

 
これを着けて飛行機に乗ったことはありませんが、あのずっと続くゴーっていう音はかなり消えるはず。

旅行に持っていくのはお勧めです。

 

いい点とちょっといまいちな点

しばらく続けて使ってみてよかった点と悪かった点をまとめます。

 

良かったところ

自分はざわざわ音が消えるとものすごく楽になります。

全く静かになるわけではないんですが脳に刺激が少ない感じです。

 

ちょっといまいちなところ

有線のイヤホンなのでしょうがないんですが

コードに物が触れるとゴソゴソと音がものすごく響くのです。

これは使ってみるとかなりきついです。

 

  • 首を横に向けて見る
  • 手を伸ばしてその辺のものを取る

などとちょっとした拍子にゴソゴソするのでダメな人はほんとにだめかもしれません。

襟付きの服を着てると襟にコードが触れてゴソゴソが頻繁に起きます。

 

また何度も書いているように音が完全に消えるわけではありません。

  • 大きな音(バスの走行音など)
  • 突発的な音(物がぶつかるコンとかカンという音)
  • 人の話し声

あたりは苦手みたいで少し小さくなるものの聞こえます。

 

子どもでも使えそうか?

イヤーピースは小さいものもあるのあわせれば使うことはできるでしょう。

イヤホンそのものを嫌がったら難しいでしょうね。

また、発達障害にともなう感覚過敏などに関してはこの製品だけでは難しいのではないかと思います。

「大きな音」「突発的な音」なんかはあまり消えません。

効果的に使えるかは本人がどんな音が苦手なのかによるんじゃないでしょうか。

 

キングジム デジタル耳せんは買いなのか?

あらためてキングジム デジタル耳せんについてまとめます。

キングジムのデジタル耳せんはこんな人におススメです
  • 人混みやお店の空調などざわざわした音が苦手。
  • 飛行機に乗っているときのエンジン音がうるさくて眠れない。
キングジムのデジタル耳せんを使うと
  • 空調や換気扇などのざわざわした感じの音をかなり消してくれます。
  • こういった背景のざわざわ系の音がストレスになる人はだいぶ楽になるはず。
同じような価格帯のTronsmartS4との比較
  • ノイズキャンセリング機能:ほぼ互角。ざわざわした音は消えるが「人の話し声」「大きな音」「突発的な音」にあまり効果がないのも同じ。
  • 使い勝手:ワイヤレス、充電だけで乾電池不要、イヤホンケーブルに触れたときのゴソゴソ音がないなどTronsmartS4が優勢。
  • 価格:キングジムデジタル耳せんMM1000のほうが安い。1000~2000円くらいの差があります。
  • 耐久性:どちらもコードが切れたらおしまいです。キングジムデジタル耳せんMM1000はコードを巻き取って携帯できますが、TronsmartS4はちょっと華奢な感じでいつも持ち歩いているとすぐ壊れそうな気がします。

消える音:一定以下の雑音
消えない音:大きな音、突発的な音、人の話し声

こういった感じで消すのに得意、不得意がある製品と感じました。

雑踏のざわざわで疲れるようならを楽に過ごせるようになるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2018年10月にMM1000の無線版ともいえる新製品のMM2000が発売になりました。

こちらはMM1000よりも使いやすさ、ノイズキャンセリング性能が向上しています。

 

レビューしたデジタル耳栓のプレゼント企画をしました。

当選した方(ちどり@Bipolar-Questさん(@chidori_bpq))もレビューを書いてくれています。

 ⇒イヤーマフ・デジタル耳栓使ってみたらこうだった

 

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