こんにちは。
Webライティング勉強中のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
みやねえさん@miya_nee3のWebライター講座の4回目に参加しました。
今回は初心者Webライターまたはブログ初心者のための記事構成、SEO対策入門編。
読まれるためのブログ記事、Web記事の書き方にはコツがあります。
この記事はこういった方に役立ちます!
- ブログを始めたい。どんな感じで書いたら読まれる記事になるか知りたい。
- ブログを書いてるけど記事のセッション時間が短い。読まれてないんじゃないかな・・
- ブログやWeb記事が読まれるためにはどうしたらいいの?まずはクリックしてもらえるようになるためには?
「こういう記事構成だと読んでもらいやすい」というのを押さえておけば読まれる記事をカンタンに書けるようになりますよ!
- タイトルは記事の命!本文よりもエネルギーをこめろ!
- です・ます調と断定調は混ぜない。
- 検索キーワードをちりばめて検索されるブログにする!
目次
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:Web記事の仕組みについて
まずは以前みやねえさんが執筆した記事からWeb記事の仕組みについての説明。
教材はこちら↓
この記事はわりとわかりやすい形で「Web記事の一般的な形」をしています。
Web記事は大雑把に上からこういう感じに並んでることが多いんですね。
アイキャッチ画像
冒頭文
見出し
(写真)
本文
(写真)
本文
見出し
(写真)
本文
見出し
締めの文
ブログを始めた頃って文章をだらだら書いてしまいがち。でもきちんと見出しや写真でメリハリをつけるのが記事を読みやすくまとめる秘訣です。
なお、写真や画像は見出しの下に入れると見やすくまとまります!
- ストーリーを追う(手順通りに書く):お店の紹介記事なら「外観」⇒「入店」⇒「内観」⇒「料理」・・など。
- ポイントを選んで書く(重要な部分をピックアップする):いくつかまとめるポイントをしぼり(3つとか5つとか先に決めちゃう)、見出しでまとめつつ記事にする。
- ストーリー+ポイント:重要なポイントを押さえながら、時系列や手順を追って記事にする。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:タイトル、アイキャッチ、見出しは本文よりも気を使おう!
記事は全体として読みやすく、まとまっていることはもちろん大事です。ただWeb記事ということになるとそれだけでは読んでもらえないかも。
Web記事はとにかくクリックしてもらえないと読んでもらえないのです!どんなにいい記事を書いても読まれなければないものと同じ!
読まれる記事にするためにはコツがあります。
むちゃくちゃ重要です!
- 「タイトル」
- 「アイキャッチ画像」
- 「見出し」
タイトル:7割以上
アイキャッチ画像:2~2.5割
記事の冒頭文:0.5~1割
「タイトル」は読まれるために最も大事なものと覚えておく!
記事のタイトルはとにかく最重要!手を抜いてはいけない!!
- キャッチコピー並みのインパクトが必要!でも記事内容と関係ないものはダメ。
- SEOの観点からキーワードを盛り込む。
- 検索エンジンの表示数制限があるため、理想的な文字数がある。長すぎはダメ。
そのためにできることとしていろいろな方法があります。
- インパクトのある言葉、人に伝わる言葉選び!:プロの仕事を盗め!ポスターや広告を見て勉強する。名言やキャッチコピーをメモっていつでも見れるようにスマホのメモにでも入れておく。
- ムダな言葉を削る、言葉を言い換える:類語のボキャブラリーを増やしておく。表現の幅を増やしておく。
- 短いキーワードを多くちりばめる:普通の言葉を盛り込みすぎるとありきたりになってインパクトがなくなる。
- キーワードの挿入位置には注意。30文字以内なら問題なし:PCやスマホ、検索エンジンによっても表示されるタイトル数が異なるため。
また、今回の講座内容とは別に「ブログ記事のタイトルの付け方」についてはたくさんのよい記事がネットにあふれています。いくつか紹介しますね。
⇒数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」
⇒「記事を書くほど単体では赤字になる」アプリマーケティング研究所の方に、運営の苦労、収益モデル、タイトルの決め方など、いろいろ教えてもらいました。
⇒[ブログ]記事タイトルの付け方とは? 駄目タイトルが素敵になる手順を公開
どうせブログ始めたころの記事なんて検索上位に行くことはありません。大したアクセスはないので記事公開してからもタイトルは改善!攻めていきましょう。
「アイキャッチ画像」はセンスが問われるところ
画像のインパクトは大きいのでできるだけ伝えることを考えて選びます。
タイトルとの統一感は大事。
いくらインパクトがあって目を引くアイキャッチ画像でも本文と関係ないものを選ばない!できるだけ記事のイメージが伝わる画像をチョイスしましょう。
小ワザとしてあえて部分的にぼかしたりして記事につなげる(手法としては古いらしい)とかテキストやデザインを入れるなどもあります。(でも難しいのでまずは無理しないでよいとのこと。初心者ライター、初心者ブロガーはまず記事執筆に集中しましょう。)
サイトやSNSでの「サムネイル画像」は「アイキャッチ画像」とイコールではありません。メディアやサイトによってサムネイル画像=アイキャッチ画像ではないこともありますし、別の画像を指定しなければならない時もあります。
アイキャッチ画像の作り方についてもよい記事があるのでご紹介します。使えるフリー写真素材のサイトも。
⇒おしゃれなアイキャッチ画像の作り方&デザインのコツ8つ
⇒Unsplash | Beautiful Free Photo Community
「見出し」だけ見れば記事内容が分かるくらいまで作りこむ
見出しも記事を読みやすくまとめてくれるうえで大事です。
見出しとはHTMLのタグでH1からH6まであります。うまく使うとWeb記事を読みやすくまとめ、SEO効果を上げることができます。
H1タグは通常サイトのロゴや見出しに使われているため、Web記事ではH2からを使います。
見出しだけ読んで記事の内容がだいたいわかるくらいまで考えて作りこみましょう。
- キーワードを盛り込むことでSEO対策になります。
- 記事内容の要約としての役目。記事の目次として働いてくれます。
- 記事の重要なポイントを見出しにする。どんな内容か記事を見なくてもわかりやすくなります。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:混ぜるな危険!記事の基本の文体は混ぜてはいけない!
文体についてはいくつかありますが、基本は「文体を混ぜて使わない」ということ。
「~です、~ます調」と「~だ、~である」を混ぜてしまうと記事の統一感がなく読みにくくなってしまいます。
それぞれメリット、デメリットがあるので記事やブログの目的やカラーによって使い分けましょう。
Web記事の文体:~です、~ます調
- メリット:文章が柔らかく感じられる。読みやすい。
- デメリット:アホっぽい幼稚な文章に見えることもある。
Web記事の文体:~だ、~である、断定調
- メリット:簡潔、手堅い、読者に与える印象が強い。
- デメリット:お堅い文章に見える。
Web記事の文体:体言止め
名詞や固有名詞で終わる文章。←これは体言止めの文章です。
- メリット:詩的な文章になる。
- デメリット:続けて使うと淡々としすぎる。文章が途切れ途切れになって読み手のリズムが切れてしまう。
Web記事の文体:口語調
話し言葉でそのまま表記します。
インタビュー記事や読者に語りかけるときなどに使いやすい方法です。
- メリット:親近感がある。語り手の人柄が伝わりやすい。
- デメリット:馴れ馴れしすぎる。幼稚になってしまう。会話にキーワードを自然な感じで盛り込むのが難しい。
ブログではプラグインなどで吹き出しが使いやすいこともあってよく使われています。でも印象を勝手に作ることは相手によっては注意する必要があります。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:写真や画像は目につく!
画像や写真はパッと目につくため、使い方により大きく印象が変わります。
- サイズ感:大きな写真か小さい写真か。
- 美味しさ:食べ物のレポートではツヤ、シズル感、色の彩度、赤身(とくにお肉)、湯気など⇒光の方向、照明の色に気を付ける
- 背景:きれいな写真はそのサイトの世界観を表すことができる。1枚の写真に多くの要素を盛り込める。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:メディアのコンセプトとカラー
とくに沖縄のWebメディアに絞ってサイトのカラーと戦略の解説でした。サイト作りの戦略の参考に。
まとめてリンクにしときます。
- 沖縄CLIP:写真がとにかくきれい!ですます調。写真もライティングもできるライターが起用されやすい。
- たびらい沖縄:手堅い情報を深く掘り下げている。断定調。ベテランライターが書いている。
- HerenowOKINAWA(ヒアナウ沖縄):コンセプトとデザインの世界観!多くのクリエイターを巻き込み、拡散力と信頼度の高さあり。ですます調。
- おきなわマグネット:ライターの顔出し+個性を盛り込んだ企画系の記事が多い。テーマは4つ。仕事、遊び、文化、生活。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:SEOを意識して記事を書こう!
SEOきました。SearchEngineOptimization、検索エンジン最適化のことですね。
記事を見てもらう場合は
①TwitterなどSNSから来てもらう
②リンクを貼ってもらってそこから来てもらう
などありますが、一番大きな入り口はGoogleやYahooなどの検索エンジンです。
「どんなキーワードで記事に来てもらうか」
「そのキーワードで調べている人はどういう理由で調べているのか」
ということを気にしながら書くとより多くの人に読んでもらいやすくなります。
SEO対策:キーワードの選定は重要!
キーワードは「タイトル」「見出し」「本文」にちりばめます。多ければ多いほど良いわけでもないが少ないと関連がない記事と判断されてしまうため。
ただしキーワードの選び方には注意を。
例えばいくら「沖縄」の記事を書いたからってすぐにキーワード「沖縄」だけで検索1位をとれるわけじゃありません。「沖縄」というキーワードで作られているサイトやページが多すぎるんですね。あなたの書いた「沖縄」の記事はそこに埋もれてしまいます。
こういう多くの人に使われすぎてちょっとやそっとでは対策が難しいキーワードを「ビッグワード」といいます。
ブロガーやWebライターはそういうところで1位は取れませんし戦う場所が違います。
みんなが検索するビッグワードに合わせて、それほどみんなが検索しない「スモールワード」を組み合わせてターゲットにしましょう。
例えば「沖縄」だったら「沖縄 北部 電源カフェ」とかにしてみては。
SEO対策:記事のボリュームは多めで行きましょう
長文の記事はSEOに強いと言われています。
キーワードも自然に多めに入るので検索エンジンが関連が高いなと思ってくれやすいようです。
ただし、会話形式のインタビュー記事だとキーワードを入れにくいので工夫する必要があるとか。
SEO対策:画像のaltにもきちんとキーワードを盛り込む
ブログやWebサイトに画像や写真を貼るときはaltタグにキーワードを入れておきましょう。
画像のaltタグに書かれた内容はこういった使われ方をします。
- 主に視覚障害者が利用する音声読み上げサービスで読み上げられる
- 画像が表示できない時にかわりに表示される
こういうところも検索エンジンは見てくれます。
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:記事のキーワードを選ぶにはツールを活用する!
キーワードを選ぶ際には使えるツールがいろいろあります。使いこなしてねらい目のキーワードを探しましょう
Googleサジェスト
Google検索画面より引用しています。
GoogleサジェストとはGoogleで検索しようとすると入力した言葉に関連がある言葉を「こちらもいかがですか?」と表示してくれる機能です。
検索しようとした言葉がほかのどんな言葉といっしょに検索されているかある程度わかります。
Yahooリアルタイム検索
Yahooリアルタイム検索はTwitterとFacebookとInstagramをログインなしで検索できるシステムです。
検索結果を5秒ごとに自動更新してくれて
- 話題になっている言葉がどのように使われているか
- どんな人たちに使われているか
などを知ることができます。
aramakijake
サイトによると
aramakijake.jpは、検索順位別に検索数を調べることができる、キーワード検索数調査・予測ツールです。
とのこと。
キーワードを入れて調べると以下のことが表示されます。
- 月間推定検索数:キーワードが月に何回検索されているかの予測数
- 検索順位による月間検索アクセス予測数:検索何位でどれくらい月にどれくらいアクセスがあるかの予測数
- キーワードに関連する言葉:Googleサジェストのように関係のある言葉をいっしょに表示してくれる
ブログ初心者のためのWeb記事書き方講座:まとめ
- 「ブログ記事を書く」
- 「Web記事を書く」
といっても読まれるためにはいろいろな工夫や戦略がいるんです。
ブログ初心者、ライター初心者の方が少しでも読まれる記事をカンタンに書くのに参考なれば幸いです。
みやねえさんのWebライター講座は毎月1回。単発でも受けられます。
お申し込みはこちらから↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。