こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
沖縄からWebで発信しようというイベントに参加してきました。
⇒沖縄からWebで発信しよう@沖縄国際大学のレポート!情報発信に必要なのは自分の軸を決めること。
登壇者の方々はみなさん発信者として楽しんでいて、実際にフォロワーも多く発信力があります。
これから情報発信を始めようと思ったらどうしたらいいんだろう。
ブロガーとしてインスタグラマーとしてYouTuberとして何から始めたらいいのか?
- 発信力をつけるためにはどうしたらいいのか?
- 何から始めたらよいのか?
知りたくないですか?
- だれが伝えているのか。
- 何を伝えているのか。
- だれに伝えているのか。
- どうやって伝えているのか?
をはっきりさせることがものすごく大事なのではないかということ。
実際にイベントに出ていた発信者のみなさんの言葉を分析してその方法を解明します。
目次
伝えたいことを伝える方法
今回のイベントである1点だけみなさん同じことをおっしゃってました。
インスタグラマーの方はこう言ってました。
インスタ発信のコツ
・軸を決める。得意分野をはっきりさせる。
・ 自撮りも「撮ってもらう」という意識で構図などいろいろ試す。
・人間性が出る。個人がジャンルを絞ってみんなが喜ぶものを発信する。#沖縄からWEB発信— 中川ひとし@相互フォロー (@nakagawahitoshi) 2017年8月6日
師匠のみやねえさんはこう言っています。
Twitter活用編
プロフィールは軸をしぼる。なにをしたいか、なにを発信したいか。
「誰がなにを発信しているのか」をはっきりさせる。#沖縄からWEB発信— 中川ひとし@相互フォロー (@nakagawahitoshi) 2017年8月6日
わたしがイベントを通して思ったことはこちら。
あともう一つあった。
発信の軸をしっかり決める。
・誰が
・何の情報を
・誰に向かって
発信しているのかはっきりさせるのはとても大事。#沖縄からWEB発信— 中川ひとし@相互フォロー (@nakagawahitoshi) 2017年8月6日
- だれが伝えているのか。
- 何を伝えているのか。
- だれに伝えているのか。
- どうやって伝えているのか?
をはっきりさせることがものすごく大事なのではないかということ。
そして発信し続けることは上の4つをさらにはっきり伝えるのに役にたって、さらに「ブランディング」につながっていくってことです。
伝わる情報発信の方法:「だれが」「なに」を伝えている情報か?
たとえば今回の登壇者である徳谷柿次郎さんのプロフィールを見てみます。
株式会社Huuuu代表取締役。どこでも地元メディア「ジモコロ」、小さな声を届けるWEBマガジン「BAMP」とダブル編集長を兼任。全国47都道府県のローカル領域を編集している。NHK Eテレ「みんなの2020 バンバンジャパーン!!」に出演中。
これを見ると「ローカル情報の編集者」だよなというのかわかります。少なくともサーカスの猛獣使いでもないし宇宙飛行士でもない。
だから詳しい分野や発信できる情報は「ローカルな面白い情報」なのであって「あばれる猛獣を手なずける方法」や「シャトル大気圏突入時の緊急脱出方法」ではないというのもわかります。
それにくらべて次のプロフィールはどう思います?
平凡な社会人がぶつぶつつぶやいています。好きなものはラーメンと散歩。ネコよりは犬派。あー、ビール飲みてえ。休みの日は腹いっぱい食べてからごろごろしてまーす。
どんな話が聞けると思いますか?あるいはどんな話は聞けないとか?
ネコよりは犬の方が好きなのはなぜなのかどうしても知りたいとかならないですよね。別に興味持たれない。
仮に年間300件のラーメン屋を回ってラーメンを極めている人だとしてもこのプロフではだれにもわかりません。
まあこれは論外として意外とこの次のみたいなプロフィールは多いんじゃないでしょうか。
脱社畜を目指してブログ更新中!主にブランディングについて書いてますが、アイドル情報と食べ歩き記事も書いています。一人旅も好きでたまに行きます。最近自転車にもはまっています。弱虫ペダルめちゃ面白い!そういえばマンガについても少し書いてます。ブログ読んでください。
おお、すごい!何でもやってそう!何でも聞けそうだ!・・・ともならないんじゃないかと思います。こいつはなに屋なんだ?って思われておしまいです。
なんでも屋は何でも知ってるとは思ってもらえません。
タモリさんはものすごい博学と言われてますが、そもそも誰にも知られてないあなたの情報って何をもって信用したらいいんでしょう?
「誰が発信しているのか」ということをはっきりさせないといけないんじゃないでしょうか。
どういうやつが発信しているかがはっきりしてないと「どんな情報」が「どのくらいの精度」で得られるか受け取り手に伝わらないからです。
ではどうしたらよいか?
一番伝えたい情報のこと以外はバッサリ切ってしまいましょう。
さっきのラーメンさんのプロフィールは「ラーメン特化」させたらいいのです。
ラーメン食べ歩きならだれにも負けません。全国のラーメン情報を余すことなく暴露しています。年間300件のラーメン食べ歩きのデータベースから最新情報をお届け。ラーメン店で飲めるビール情報おまけで公開中。愛犬の「しなちく」とともに全国ラーメン屋をまわっています。ラーメンブログも書いてます。休みの日は腹いっぱい食べてからごろごろしてまーす。
多分これならラーメンさんはラーメンの情報発信にはめちゃくちゃ強そうだと思いませんか?
伝わる情報発信の方法:その情報を「だれに」「どんなふうに」伝えようとしているか?
だれが何を発信しているかがはっきりしても伝える相手をはっきりさせないといけません。
間違ったターゲットを狙わないようにしましょう。
この装置だれにあげますか?
1.砂漠化が進む荒れた土地で暮らす人たち
2.大海原で今にもおぼれそうになっている漂流者
どっちに挙げたらより役に立つかははっきりしてますよね。溺れそうな人に必要なのはアヒルの浮輪です。
ではこれはどうでしょう。
これはどうしましょう。水はある。でもその人たちに便利に使ってもらうためには工夫がいりますね。
例えばこんなのはどうでしょう。
- 装置に高性能な浄水器をセットしておいしい水が飲めるようにする。
- 水筒並みにすごくコンパクトにしてどこにでも持ち歩けるようにする。
よし、これなら役立ててもらえそうです。
同じように、情報発信をしたい私たちは情報の届け先と届け方を考えないといけません。
でも「孫の世話をしたい方のための育児の情報」ならお孫さんのいるおじいちゃんおばあちゃんには助かる情報になるでしょうね。
でも「新発売のカメラはお子さんを取るための優しい機能がこんなにたくさんあります」なら子育てしているパパママに役立つ情報ですよね。
伝わる情報発信の方法:発信し続けることでブランド化していく
情報の伝え方として
「だれが」
「何の情報を」
「だれに」
「どうやって」
伝えるかをはっきりさせることがとても大事だというのが分かりました。
そしてその正しく伝わる情報を信頼してもらうために大事なことは情報発信を「続けてやる」ということですね。
続けて発信し続けることであなたやわたしのような発信者を信頼してもらうことができます。
この人ならちゃんと仕事してる、信頼できると思ってもらえればいろいろと伝えやすくなります。
ではどうやったら続けられるんでしょう?
イベントでこれもみなさんおっしゃってたのが
「楽しいから!」
でした。
いろんな楽しみがあります。
- いい記事やいい写真が撮れた。
- 思った以上にシェアされてる。いいねもコメントもたくさん来た!
- たくさん見てもらって収益が上がった!
やっぱり登壇者さんたち楽しんで発信してました。
「誰かのためにがんばる」とか「とにかくどんな手を使ってもいいからPV増やす」とかじゃないんです。
情報発信まとめ
改めてまとめ。
- だれが伝えているのか。
- 何を伝えているのか。
- だれに伝えているのか。
- どうやって伝えているのか?
をはっきりさせることがものすごく大事なのではないかということ。
そして発信し続けることは上の4つをさらにはっきり伝えるのに役にたって、さらに「ブランディング」につながっていくってことです。
続けることは「楽しいから」できる。自分が楽しいようにやっていけばいい。
ただしいろんなところに伝えようとするならよく頭を使って工夫しながらです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました