怪しい情報にだまされずに子どもの医療・健康情報を探す方法

こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。薬剤師をやっています。

子どもはほんとによく風邪をひいたり熱を出したりします。

夜だけ40度近く熱出して翌日休ませたらめちゃくちゃ元気でうちでありあまって暴れるとかなんなんでしょうかね。

子どもの医療・健康情報とそれを探すコツを教えます。

目次

子どもの医療・健康情報

こんなときどうすればいいの?とかあせらないようにするための準備をしておきましょう。

子どもの医療・健康情報:ネットの情報は信用しない

ネットで検索するといろんな情報が出てきます。

ただししばらく前にもインチキ医療情報サイトが問題になっていた通り、ネットの記事って誰でもかけるので健康に関する記事・情報はまず疑ってかかりましょう。
ほらほら、そこのお母さん、すぐ信用してリツイートしない!

本当かどうかもわからない怪しげな民間療法を子どもに試してはいけません。

これもしばらく前に問題になった民間療法でアナフィラキシーショックを起こしたお子さんの例です。

そんな中でも小児科学会など信用に値するサイトはいくつかあります。

当ブログでは子どもたちのための信頼できる医療情報サイトをまとめています。ご参考まで。

子どもを死なせないためにブックマークしておくべき医療情報サイト3つ

2017年5月25日

子どもの医療・健康情報:その本はまともな本か

本も参考になるものはほんとに多いのですが玉石混交です。

もちろんほとんどのお医者さんの書かれた本は役に立ちますし信用に値するものです。

ただ本を選ぶ際も気を付けてほしいのは「とにかくできるだけ最近出た本を参考にする」ということ。

医療情報や育児、教育に関しても内容はどんどん変化、進化しています。

「赤ちゃんはできるだけ抱っこしない、抱き癖がつく」とか今の育児の常識では考えられないようなことが昔は言われてました。たった5年、10年でそういった常識はどんどんアップグレードしていきます。一人目のお子さんのときの常識は今は非常識かもしれません。さっきブックオフの108円コーナーで買ってきた育児書はもう内容が古くて子どものためにならないものかもしれませんよ。

医療情報でもこの本はお子さんがいるおうちには1冊あったほうがいいでしょう。おすすめ!

なかがわ
ただこの本も2013年発行とちょっと古くなってきてるんですよね。そろそろ第5版出ないのか。

あとはまあいろいろと問題のあるお医者さんもいるんですよね・・・
そういう問題のある医師もたくさん本を出したりしていますがそういうのは参考にしないほうがよいと思います。少なくとも「ワクチンは毒、うっちゃダメ!」って言っているお医者さんの言うことは何一つ信用しなくて大丈夫です。かかりつけ医を変えたほうがよいでしょう。

子どものための医療・健康情報:正しいお医者さんのかかり方

これは以前にも記事にした「子どもは小児科専門医にかかりましょう」の一言に尽きます。

子どもは小児科専門医にかかりましょう

子どもは小児科専門医へかかったほうが良い理由とは?良い小児科の探し方。

2017年5月13日

ある小児科医院のやり方や雰囲気があっているかどうかはお子さんや親御さんにもよります。合っている先生が見つかるまではお医者さんをいくつかまわってみるのはやむを得ません。

でもいい先生が見つかったらきちんとかかりつけ医になってもらって毎回そこにかかるようにしましょう。

そしてその先生にお世話になると決まったらなんでも話して疑問があれば納得するまで聞いてください。お医者さんはいつも忙しそうですが遠慮しないでガンガン相談してください。ウザがるようならほかの先生にしたらいいんです。

子どもの健康と安全のために手間と時間を惜しがらないでくださいね。

改めてまとめ:ネットの健康情報は信用しない

要するに今回の記事もまずは疑ってみてください。

  • リンク先の情報は本物か?
  • こいつ薬剤師って言ってるけどウソかもしれない。情報は正しいのか?

何も信じられなくなりそうですが、ネットの情報を生かすというのはそういうことです。
ウソも本当も同じような顔をして並んでます。生死に関する健康情報だっておなじです。

子どもに万が一のことがあったらなんて考えたくもないですよね。

正しい情報の探し方自体を身に着ける方法こそ大事なのかもしれません。

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