聴覚過敏気味の方に使える耳栓ってどんなものでしょう。
いろいろ売ってますがこういうところに気を付けて選ぶといいよというコツをお伝えします。
こんにちは。
聴覚過敏気味のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
うるさい音や話し声がダメなほうです。
ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホンを普段は使ってますが、耳栓についても調べてみました。
耳栓って言ってもいろいろな種類が売ってますよね。
何がどう違ってどれを選んだらよいかわかりにくいので選び方をまとめます。
- どのくらい音を減らしたいかは「NRR」を見よう。
- 何の音を防ぎたいかは周波数特性を見ればわかる。
- 耳に合うかどうかは使ってみないとわからない。お試しパックで確認を。
目次
聴覚過敏に耳栓で快適に過ごす
いろんな音が気になるのでノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンについて調べてみています。
それなりに有効なんですが、やはり耳栓のほうがお安くて手軽です。
でもいろんな耳栓がありすぎてどれが自分に一番合ってるのかわかりにくいんですよね。
高いの買ったらいいのかってわけでもないみたいですし。
何を見て、どうやって選んだらよいかまとめてみましょう。
NNRと周波数特性を見れば耳栓の性能がわかる
NRRは耳栓が音をどれだけ抑えるかを表す
耳栓の商品説明に大体「NRR 30db」とか書いてあります。
この「NRR」というのは耳栓がどれだけ騒音を減らしてくれるかっていう目安になります。
NNR30の耳栓を付けると騒音が30db(デシベル、音の強さを表す)くらい少なくなるということです。
たとえば地下鉄の車内(80db)が静かなオフィス(50db)程度まで騒音が減って感じられるのですね。
NRRという数字が大きければ大きいほど耳栓の効果が高くなるのです。
周波数特性は耳栓が何の音に効果があるかの目安になる
音の高さは空気がどれだけ振動しているかによって変わります。
振動の回数=周波数(Hz)で音の高さや低さがきまります。
いろんな種類の音の周波数は大体こんな感じです。
車の騒音:100~1000Hzくらい
話し声:150~1000Hzくらいで500Hzが中心
子どもの遊んでいる声:2000Hzくらいがピーク
耳栓のNRRは上に挙げた周波数によって変わってきます。
製品によってどういった騒音を減らすのが得意か違うってことです。
メーカーが対応表を出しているものが多いので確認してから買いましょう。
たとえばこういうのです。
⇒disposable foam earplugs – Moldex-Metric
目的別おすすめ耳栓はこれだ
NRRはできるだけ大きなものを選ぶと間違いありません。
そのうえで聞きたくない範囲の周波数を防ぐことができる耳栓を選べれば最高です。
耳栓メーカーは耳栓ごとのデータシートを出してることが多いのですが調べるのも大変です。
そこで目的別にこれが最適!という耳栓をご紹介しましょう。
人の話し声や子供の声が気になる場合は
人の話し声は500~1000Hzくらいが多いためこの辺に強い製品を選べばよし。
この4種類は遮音性能は同じです。
カモプラグ
スパークプラグ
こちらの3種類は大体同じつけやすさでしたが
ソフティーズはちょっと堅めというか装着しにくい感じでした。
子どもの声対策には1000~2000Hzで一番遮音性能の高いメテオですね。
車の騒音で眠れない場合は
車の騒音は100~1000Hz程度です。
このあたりをカバーできるのは話し声のところで上げた4種類です。
ゴーイングリーン
カモプラグ
スパークプラグ
ソフティーズ
この4種類のうちから選んでおけばよいでしょう。
お子さんが使いたい
感覚過敏で大きな音が苦手な子にはイヤーマフに並んで耳栓も検討してみてはいかがでしょう。
耳の異物感が合わないと難しいかもしれませんね。
お子さん用には小さめのメテオのスモールタイプですね。
よくわからないし試しに全部使ってみたい
- いろいろあってやっぱりわからない。
- サイズが合うか不安。
- やっぱり耳栓は合わないってなったらもったいない。
みたいな方はこちらのお試しパックからですね。
お手頃ですし1セットずつ試してみることができます。
今回紹介したモルデックスの耳栓は使い捨てなので汚れてきたら交換する必要があるんです。
まずはお試しセットで使い心地を確認してから多めに入っているセットを買ってください。
聴覚過敏気味のあなたにぴったりの耳栓の選び方まとめ
あらためて聴覚過敏気味の方が耳栓を選ぶ方法についてまとめてみます。
- どのくらい音を減らしたいかは「NRR」を見よう。
- 何の音を防ぎたいかは周波数特性を見ればわかる。
- 耳に合うかどうかは使ってみないとわからない。お試しパックで確認を。
耳栓は慣れるまで違和感を感じますし合わないものもあります。
でもいいものが見つかればきちんと効果がありますし、イヤーマフと一緒に使うこともできます。
あなたが楽に過ごせる耳栓やノイズキャンセリングイヤホンが見つかりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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