子どもの発熱に冷却シートを使ってはいけない3つの理由

冷えピタや熱さまシートなどの冷却ジェルシートは効果がなく危険なので使わないように!

こんにちは。
薬剤師ブロガーの中川(@nakagawahitoshi)です。

 

お子さんが急に38度の発熱で園から帰ってきました。

冷却シート買ってこないと!冷えピタにする?熱さまシート

 

ちょっと待ってください。

こういう冷却シートに熱を下げる効果はないって知ってましたか?

しかも使い方によっては危険なこともあるんですよ!

冷却シートを使う意味ってあまりありません。
  • 熱を下げる効果はほとんどありません。
  • 窒息事故が起きたことがあります。おでこには絶対に使わないでください。
  • 保冷材などで冷やす方が効果的です。



冷却シートは熱を下げる効果はない

冷却ジェルシートは効果がありません。

冷えピタや熱さまシートって熱を下げるんでしょ?
たまにお父さんお母さんに聞かれるんですがこれは間違いです。

 

冷却シートには熱を下げる働きはほとんどありません。

冷えピタや熱さまシートがひんやり感じるのは冷却ジェルに含まれる水分などが蒸発するときに熱を奪うため。

あくまでひんやり感じる程度のもので発熱そのものを下げる働きはありません。

 

窒息の危険があるのでおでこに使うのは禁止

冷えピタや熱さまシートなどの冷却ジェルシートはおでこに貼ってはいけません。


このツイートにもあるように冷却ジェルシートによる乳児の窒息事故がありました。

おでこに貼っておいた冷却シートが寝返りなどをするうちにずれてきて口と鼻を防ぎ窒息してしまったのですね。

私は小児科の薬局で薬剤師をしてますが、冷却ジェルシートはおでこには絶対に貼らないようにお伝えしてます。

 

おでこに冷却シートを貼るのは2つの理由から意味がありません。

  • 窒息事故の可能性がある。
  • おでこを冷やしても熱は下がらない。ちょっと気持ちいい程度の効果しかない。

 

何度でも書きますが

冷却シートをおでこに貼るのは絶対にやめましょう。

最悪お子さんがなくなってしまう可能性もあります。

 

冷却シートを使わない方法

子どもの発熱時は冷却ジェルシートは使わずに冷却材や氷のうを使いましょう
じゃあ小児科でもらってきた熱さましを使うしかないんでしょうか?

熱が高くてしんどい時にできることは冷却シートを使うことだけではありません。

子どもの体温調節を助けてあげる

小さいお子さんはまだ体温を調節するのが苦手です。

着せすぎ、布団などのかけすぎに注意しましょう。

手や足からの放熱があるので靴下やミトンなどは外しておいた方がよいでしょう。

 

冷却シートを使わずに冷やせばいい

こういった冷却まくらや氷嚢(ひょうのう、水枕)を使えば安心です。

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また、ケーキなどについてくる冷却材を使うこともできます。

タオルなどにくるんで肌に直接つかないように注意してください。

 

冷却材を使う場所は太い血管のある血流が多い場所

おでこを冷やすのは気持ちいいですが、体温を下げる効果はありません。

体温を上げないように冷やす場所は太い血管が通っていて血流が多いところです。

  • わき
  • そけい部(足の付け根部分)

こういったところを冷やすようにしてください。

 

正しい知識で子供を守りましょう

あらためて冷却シートを使う意味があまりないということをまとめます。

冷却シートを使う意味ってあまりありません。
  • 熱を下げる効果はほとんどありません。
  • 窒息事故が起きたことがあります。おでこには絶対に使わないでください。
  • 保冷材などで冷やすほうが効果的です。

間違っても冷却シートをおでこに使うことはやめてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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