AmazonEchoとGoogleHomeのどちらを買った方が良いか?もう買っても大丈夫なのか?
気になっている方いませんか?
こんにちは。
ガジェットブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
2017年11月ついにAmazonからスマートスピーカーのAmazonEchoシリーズが発売されました。
運よくAmazonEchoの販売招待が来たので早速使ってみています。
Echo届いた!
予想通り子どもたちにいろいろ歌わされている。 pic.twitter.com/6ssLH4AuwH— 中川ひとし@沖縄に住んでます (@nakagawahitoshi) 2017年11月22日
スマートスピーカーとしては日本では先に発売になっていたGoogleHomeMiniも買ってみています。
両方使ってみてどうだったか、すぐ買ったほうが良いのか。
目次
スマートスピーカーで何ができるか?
いわゆるスマートスピーカー、AIスピーカーを買おうかどうか悩んでいる方は
結局何ができるの?
ってことが気になってるんじゃないかと思います。
結論だけ先に書きますと「面白いけど意外とまだ役に立たない」感じです。
「スマートスピーカー できること」とかで検索すると出てくるのはだいたいこんな感じ
- 質問すると答えてくれる
- 音楽再生(Spotify,PrimeMusic,LINEMusicなどから音楽をもってきてくれます)
- ニュースの読み上げ
- ラジオの再生
- アラームやスケジュール管理
- スマートホーム連携
- ChromecastとかFireTVとの連携
- Uberで配車してもらう
- ピザの宅配を注文する
- ワークアウトのプログラム
- クイズを出してもらう
とか。
こんなもんですかねえ。なんかもうちょっと革新的な使い方はないんでしょうか。
じつはAmazonEchoは欧米では何年も前に発売になっています。
現在のスキルの数は300個を少し超えているくらいですが、英語圏でのスキルの数は25000以上です。
じゃあじゃあ日本では使えないようなものすごいアイデアのめちゃくちゃ便利なスキルがたくさんあるんじゃないの?って思いません?
ということで海外のスキル解説記事をちょっと見てみましょう。「alexa skills best」とかで検索。
トップに出てきた記事を見てみましょう。どんなスキルがあるんでしょうか。
「The Best Amazon Alexa Skills」から一部抜粋してみます。
- CNNとかBBCのニュースを読み上げてくれる
- Twitterのメンションや誰がリツイートしたかなどを言ってくれる
- 「今日の言葉」みたいなのを言ってくれる
- NetflixやAmazonビデオなども含めたテレビの番組表を言ってくれる
- Echoが使えるところで倒れてしまったりしたときにあらかじめ登録した緊急連絡先に電話やメールで連絡をつけてくれる
- ‘;–have i been pwned?というサイトでメールアドレスやユーザーネームが漏洩していないか調べてくれる
- Trackrという無くしもの探しタグと連携して自分のスマホを探してくれる
- あらかじめ登録した先にSMSを送る
- 数字あてゲーム
- イントロあてクイズ
- 近隣のレストランの検索、予約
- 薬の副作用や病気の症状を確認できる
- 7分で終わるワークアウトのプログラム
- 妊娠中の毎日の情報や相談ができる
- 瞑想のためのタイマー
- 翻訳サービス
- 料理のレシピ解説
- ドミノピザの注文
- スマートホームの管理
結構いろいろできる感じです。
どこが違うのか?どっちを買うのがいいのか?
音声認識はAmazonEchoもGoogleHomeもよく聞き取ってくれます。
普通にスマホなどで検索で出てくるようなことはGoogleHomeのほうがすんなり答えてくれる感じですけども。
正直言ってスキルはこれから両方とも多くなっていくでしょうし、今のところどっちもどっちです。
大きく違うのは連携しているサービスです。
- Amazonプライムに入っていて音楽のサービスなどもAmazonにどっぷりつかっているならAmazonEchoを選んでください。
- GooglePlayMusicを使っていて普段からAndroidスマホを使っているようならGoogleHomeのほうが連携しやすいはずです。
スマートスピーカーを使ってみた感想とこれからのこと
1か月くらいAmazonEchoとGoogleHomeMiniを使ってみていまのところ感じてるのは
「スマートスピーカーはいまのところ全然スマートではない」
ということ。
適当にお願いしても仕事をできるほど賢くありません。スピーカーの中におられるAIさまにわかりやすい言葉でできることだけを伝える必要があります。
音声コントロールできるBGM再生機としては使えるかもしれません。勝手に選曲してくれるしね。ゲームがちょっとできるとかタスク管理や買い物リストの作成が便利に使えるなら多分いいものと思えるかも。
スマートホームは結構期待してますが、先に家をスマートホーム化しないといけないので初期投資はそれなりにかかるはずです。
なんかすごいことできるんじゃない?と思って買っても天気とニュースを聞いたらあとはただのスピーカーになる可能性が高いんじゃないかと思います。
もしかしたらわたしのスキルの使い方が下手なのかもしれませんね。
でもこいつらAIスピーカー、スマートスピーカーと言われているやつらの何がすごいのかというと「これからすごく役に立つように進化していくモノども」というところです。
はっきり言って今は使いこなすにはAI様に人間が合わせる必要があります。
「コンピュータ、あれやっといて」というといろんな仕事をやってくれてる未来をちょっとだけ感じられる気がします。
音楽の再生だってスマホで曲目選択してBluetoothスピーカーから出せばいいじゃんと思うでしょ?
それが音声コントロールができるというのは使い勝手がものすごくいいんです。
「言っただけでやってもらってる」「言ったことが伝わっている」というお手伝いしてもらった感があるといいますか。
2020年には検索は音声が50%になっているだろう、という予測があります。
⇒今後、検索の50%は音声にシフトする。その時に考えなければいけないこととは?
人前で音声で検索するのは恥ずかしいけど、うちで一人でなら使ってみたいという調査結果もあります。
⇒「文字入力による情報検索『面倒』」は半数 「人前での音声検索は『恥ずかしい』」7割超、家電などの音声操作、4割が「『自宅に人がいなければ』利用したい」
声でコンピュータを使うことは一般的になっていくんでしょう。
そしてもうちょっとスマートスピーカーたちが進化したら仕事を言っておくだけでやってくれる「電子お手伝いさん」になっていくはずです。
コンピューターやスマホを使って何かするというよりは「コンピューターやスマホに言って、やっておいてもらう」という使い方になっていくんじゃないかと思ってます。
スマートスピーカーの進化を楽しみたい人は買いです!
繰り返しますが今のところAmazonEchoやGoogleHome、LINEのClovaなどAIスピーカー、スマートスピーカーと呼ばれる機器たちはまだ実用段階の手前あたりにいます。
ただこいつらが進化していくスピードはどんどん速くなっていき、生活の中で音声で使える機器が増えていくはずです。
そういう始まりのお祭り感を楽しみたい人はすぐ買ってみるべきと思います。
GoogleHomeはともかく、AmazonEchoは招待なかなか来ないようですけど。早くあなたのところにも招待メールが来ますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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