こんにちは。
沖縄のブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
ビットコインご存知ですよね?
どうですか、みなさん。
まあなんというか
「よくわからん」
という感じでしょうか。ですよね。
ではよくわからなくてもわかるようにまとめてみましょう。
ミツユビナマケモノでもわかるビットコイン。始めます。
目次
ビットコイン(Bitcoin)とは
超簡単に20秒でビットコインを理解できるように解説するとこんな感じ。
雑にまとめたビットコイン①
・電子マネーではなく仮想通貨だが日本でも貨幣として政府に認定されている。
・ブロックチェーンというズルができない方法によって守られており今のところ破られていない。マネーロンダリングも難しい。
・送金が国内、国外関係なくネット上で行えて手数料も安く済む。— 中川仁@沖縄で子育て中 (@nakagawahitoshi) 2017年7月23日
雑にまとめたビットコイン②
・取引所がいくつかありそこで買える。銀行でも扱えるようになる予定。
・価値が市場に任せきりなので相場の変動が激しい。
・規模も大きくなっており、手続き上即時送金でもない。それをどう解決するかでもめてた。7/23や8/1に分裂とか言ってたのはそのせい。— 中川仁@沖縄で子育て中 (@nakagawahitoshi) 2017年7月23日
それぞれ説明してみます。
ビットコインは仮想通貨である
「あ、なるほど。仮想通貨ね、仮想通貨。そうそう。仮想通貨って言ったらあの仮想通貨に決まってるじゃないか。なあ母さん。」
ってわかればいいんですが、仮想通貨ってそもそも何かってことですよね。
仮想通貨はネット上で扱える電子的なお金です。暗号通貨ともいわれてます。(実際には仮想通貨に暗号通貨が含まれます。)
どこかの国が先導して作ったわけではありません。
じゃあなんでお金としての価値を認められたのか?それはブロックチェーンという技術を使って取引の正確性を保証することで価値が認められているためです。
2017年5月に施行された「仮想通貨法」によってビットコインは通貨であると認定されています。なのでこれまで単なるモノだったビットコインが金融で扱えるようになったんですね。銀行とかが扱うようになり始めています。東京三菱UFJとかSBIとかですね。
ビットコインで使われるブロックチェーンとは
今度はブロックチェーンってのが出てきました。なんだこれは。
ブロックチェーンの仕組みはこんな感じ。めんどくさいね。読みたくないね。
2:そのまとめた記録を数珠つなぎにつなげていって取引の履歴にします。この長くつながった履歴のデータベースがブロックチェーンです。
3:その10分間のかたまりのつなぎ方にブロックチェーンの秘密が!
4:10分間の取引の履歴を前回の10分間につなげるためにカギが掛かっています。実際にはむちゃくちゃでかい数からたった1個当たりがあるくじを当てるのです。
5:そのカギを開けるのにとてつもない計算が必要です。くじを当てるのに1個づつしらべるしか方法がないのでしらみつぶしに数を探します。
6:このくじ当て大会が10分おきに世界中で行われます。一番最初に正解を出した人たちはビットコインの報酬(2017年現在は12.5BTCを分けるようになっています)をもらえます。
7:2番目以降の人は1番目の数値が当たってるかを確認します。1番目がズルして当たりって言っても2番目以降の人たちから怒られてバレてしまいます。
結局ズルして変な数字をあたりにしても世界中から「それちがうやろ」と言われるのでズルできません。
くじ当て大会が世界中で行われており、履歴の台帳が世界中にあるのでそれを全部書き換えるとかできないからです。
そんなことできるくらいの高性能のコンピューターがあるくらいならまっとうにくじ当てに参加する方がましなのです.
要するに「みんなで参加するズルできない方法」で守られていると言っていいですわね。
ビットコインの送金は安い
なのでネット上の計算力で担保されている価値=ビットコインということになります。
じゃあどこがコインの送金とかにかかわってるのか?ってことですがこれはさっきのくじ当てをやっている人たち(マイナーといいます)になります。ビットコインのブロックチェーンはビットコインの取引の履歴のかたまりなんで。
だからコインの取引が完了するまで一瞬ではいきません。くじ当ての人たちが取引のかたまりをブロックチェーンにつないでくれるまで待つ必要があります。
でも送金時にちょっとだけくじの人たちにビットコインをあげて取引の優先度を早くしてもらうことはできます。送金時の手数料はこのへんです。金額にかかわらず送るデータ量によるようです。
ビットコインは外貨と同じ。取引所で買える。
要するに日本円でないお金、ということなので扱っている取引所で買うことができます。
まあ買うって言っても「1ビットコイン札」とかありません。オンラインのウォレットにお金を持っているという状態になります。
取引所は国内だとこのあたりでしょうか。
ほかにもいくつかあります。
ビットコインは価格変動が激しい
最近一年だとこんな感じの価格変動になってます。
このチャート画像はコインチェックよりお借りしています。
2017年に入ってからすごい上がってます。2017年12月には1ビットコインが200万円を超えました。
ビットコインの価格が安定しないのはいろんな理由があります。
- 価値を統制している国や組織などがない。
- 株と違ってストップ安、ストップ高がない。
- 取引量や取引をしている人たちの母数が小さすぎる。
くらいでしょうかねえ。
なので投機的に売ったり買ったりしてばんばんもうけてる人もいるのです。
ビットコイン分裂の危機があったがとりあえずおさまっている
ビットコインとかほかの仮想通貨もコンピュータの計算力を担保としてお金としての価値を担保しています。
要するに計算方法の違いで別の仮想通貨になると言っていいでしょう。なのでちょっとした計算方法の違いでブロックチェーンが分かれてしまって別の通貨になってしまうこともありうるのですよ。
じつはビットコインでもこういったことが起きる可能性がありました。
ビットコインではブロックチェーンの単位は10分で1MBと決められています。でもこれではこれから先取引量がもっと増えてきた時に収まらなくなる可能性があります。なのでこのブロックの決まりをもう少し大きくするか、という話し合いがありました。
まあいろいろな大人の都合でそれに反対する人や賛成する人が分かれてケンカしそうになってたわけです。でも今回は何とかなったのでブロックチェーンが分岐して別の通貨になるということはなくなりました。
将来的には何とかしなきゃならない問題なんでしょうけど。
こういった分岐(ハードフォークといいます)が今後も予定されていてその都度新しい仮想通貨が作られる予定です。
ビットコインまとめ
ということでフタコブラクダでもわかるビットコイン終わりです。
ビットコイン入門としてはこちらの本をお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。