こんにちは。
沖縄の薬剤師ブロガー中川(@nakagawahitoshi)です。
この度転職いたしました。
調剤薬局から調剤薬局です。
エージェントさんがしっかり働いてくれて希望の条件で新しい職場を探すことができました。
今回の転職の顛末をカンタンにまとめてみますね。とにかく転職エージェントさんにしっかり働いてもらうと楽に転職できるんです。
目次
仕事辞めましょうかねえ……
沖縄は薬剤師が不足しています。そりゃもう足りません。
今までいた薬局も最初は自分含め薬剤師3人態勢だったんですが、一人別店舗に行かれてそのあと補充なし。
キツイっすと会社と相談してみたものの、対応が何だか変??
まあ人がいないのはわかりますけどね。
でもすいませんけど会社に薬剤師を集められないのは僕のせいではないので……あんまり改善されそうにないですね。
- 会社が従業員のことをあまり大事にしてない。
- やはり子供たちのために仕事をしたい。(患者さんはお年寄りが多い職場でした。)
・・・ということでやっぱり転職することにしました。
自分がやりたい仕事ができるところに行かせてもらいます。長らく働いていた小児科の門前薬局に戻ろう。
沖縄での薬剤の転職事情。仕事辞めてどうするか
沖縄ならではの薬剤の転職事情としてはポイントがいくつかあります。
薬剤師は少ないので売り手市場です
いろいろな理由から沖縄県には薬剤師が少ないのです。
- 沖縄県は大学進学率が全国最下位。県内出身者の薬剤師がそもそも多くない。
- 沖縄県内に薬科大学がない。
- 他県から通勤は無理。仕事するなら沖縄に引っ越すしかない。
なので沖縄県内の個人経営の薬局では薬剤師は争奪戦になっています。
沖縄では薬剤師の需要供給バランスが崩れまくっているので、自分の望む条件をクリアする職場を妥協せず探すことができます。
今回、自分の希望としては小児科門前、お給料は前職から下がらない、車で無理なく通える範囲というものでした。
薬剤師のお給料は全国平均くらい
薬剤師がいない、供給が少ないのでお給料は高騰しそうなもんですが意外と普通。全国平均くらい(530万円/年)と言われています。
ただそんなのは平均値なので自分の希望する金額をエージェントさんに伝えて探してもらいましょう。そのためにお願いしてるんですから。
週休3日で1000万円くださいとか無茶苦茶言わなければしっかり探してきてくれます。管理薬剤師じゃなくても600万円くらいの案件は持ってきてくれますよ。
職場が意外とない
沖縄県は小さな島です。他県に通うことも通ってくることもできません。
薬局や病院の数も多いは多いのですが、エリアや条件によって働きたいところが見つけにくいこともあります。
そういうところを何とかしてくれるのが転職エージェントさんです。
薬剤師の転職エージェントさんと相談しましょ
とにかく自分でその辺の薬局に出向いて「仕事ないっすかー」って言ってもほぼその場で雇ってもらえる環境です。
ですがどういった条件で働きたいのか職場と擦り合わせるのに自分で調べる必要はありません。薬剤師の転職サービス会社が全部やってくれます。転職エージェントさんを使い倒しましょう。
意外と知らない人もいるんですが薬剤師転職サービスの使用量は無料です。サービス使用料を払うのは雇い入れる側のほうなんです。(結構大金を払うようですよ。百万円単位らしいです。)
沖縄に転職するときからのご縁でファルマスタッフさんにはお世話になっているんですが、今回そのほかの転職サイトにも登録してみました。
薬剤師の転職会社への登録と紹介の流れ
登録をするとその後は最初にエージェントさんと面接や電話で希望条件のすり合わせをします。
でもわざわざ沖縄にエージェントさんが面接になんて来ませんし、10時過ぎとか夜中に電話をかけてくる失礼なエージェントさんもいたので今回はメール連絡のみにしてもらいました。こういうエージェントとの面接なしでという希望も聞いてくれます。
ファーマキャリア
転職の希望をしっかり聞いてつくる「オーダーメイド求人」が売りとのこと。
持ってきてくれる案件の量と速さは一番でした。今回は残念ながらご縁がありませんでした。
エムスリーキャリア
こちらも頑張ってくれたんですが連絡がファーマキャリアさんほどにはスピード感がなく。案件や連絡の内容自体は丁寧でした。
でもこちらも残念ながら決められませんでした。
登録後にメルマガが配信されますがこれは結構突っ込んだ内容で読みごたえがあります。このために登録しておいてもいいかもしれません。
ファルマスタッフ
結局今回も以前お世話になったファルマスタッフさんの紹介してくれた薬局に決めました。
以前と担当さんが変わっていたんですが、前任者さんと同じく連絡やサポートが丁寧でしたよ。
以前東京から沖縄に移住した時も担当が変わったんですが連絡もスムーズでしたしね。会社としてこういう引継ぎがきちんとできる体制になっているということでしょう。さすが大手ですね。
とくに沖縄で転職をする際に重要なのが「九州・沖縄エリアで営業所を持っているかどうか」じゃないかと思います。ファルマスタッフのような大手だともちろん九州・沖縄エリア専属の方がいらっしゃるので沖縄の薬剤師事情(ブログに書けないようなことも多数あるのです)を分かったうえで紹介してくれます。
面接は転職エージェントさんと
希望の薬局との面接はエージェントさんも一緒について来てくれます。
昇給とか年収の確認などちょっと聞きにくい内容もズバッと聞いてくれるので助かりました。
一人でド緊張して面接受ける必要はありません。
薬剤師の転職において面接は企業が転職希望者を落とすためのものではなく、「どうかうちの会社にお願いします」「どうですかいい薬局でしょ、ぜひぜひうちに」みたいな雰囲気になりますから。
残念ながら条件が合わない場合もエージェントさんが華麗に断りの連絡を入れてくれます。
沖縄での薬剤師の転職も転職エージェントに任せましょう
沖縄に来てからの転職はこれで2回目です。結局両方ともなじみのエージェントさんに丸投げしまいました。
転職するって言ったって自分でいろいろ条件などを調べるのは大変ですよね。仕事をしながらの転職の段取りはプロに任せたほうが楽で簡単に決まってます。とにかくエージェントさんに自分の妥協なしの条件を伝えてその条件に沿う職場を探してもらえばいいんです。
忙しくてもうダメ、この職場は私の居場所じゃないって思ってるのに何でいつまでもその職場ににいるんですか?もっとゆっくりあなたの仕事を集中してできるところに移るべきですよ。
薬剤師だったら自分の仕事を安売りするのはやめませんか。
自分がホントに働きたいところで働きましょう。
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